朝、起きられないよ!
- ちえり えむしま
- 9月18日
- 読了時間: 4分
更新日:9月19日
やりたいことはあるんだけど、朝起きられないって人けっこういるよね。これって単に「怠け癖」ってわけじゃなくて、心の問題や体の問題とか、いろんなことがごちゃ混ぜになって起きてるんだ。今回は、その理由をざっくり説明してみるね。

1. ぶっちゃけ、「失敗するのが怖い」って気持ち
何かをやりたい!って思うときって、それだけ「うまくいかせたい!」って気持ちも強いよね。でも、その気持ちが強すぎると、「もし失敗したらどうしよう」「期待外れだったらどうしよう」って、心の奥で不安になっちゃうことがあるんだ。
で、その不安から自分を守るために、無意識に「朝起きられない」っていう言い訳を作っちゃうことがある。これを「セルフハンディキャッピング」っていうんだけど、「朝早く起きられなかったから、うまくいかなかったのは仕方ないよね」って思って、もし失敗しても傷つかずに済むようにするんだ。つまり、成功へのプレッシャーを避けるための心の防衛ってわけ。
2. めんどくさくて、もう何も決められない!
毎日って、本当にたくさんのことを決めなきゃいけないよね。仕事のこと、人間関係、スマホの通知とか、もういろんな情報に振り回されて、夜にはもう「決めるの、疲れた…」って状態になっちゃう。
朝、目覚ましが鳴ったとき、「起きる」っていうのは、その日の一番最初の「決断」なんだ。でも、前の日の疲れでやる気がなくなってると、「もう、何も決めずに楽したい!」って思って、アラームを止めて二度寝しちゃう。やりたいことがあるのに、それをやるための元気が、朝の時点で残ってないってことだね。
3. 布団の中は「ご褒美」であり、「逃げる場所」
人間の脳って、気持ちいいことをしたくて、嫌なことを避けたがるんだ。朝、あったかい布団の中でぬくぬくするのは、すぐ手に入る最高の快楽。一方で、やりたいことを始めるには、ちょっとした努力やしんどさが伴う。そうすると、脳はすぐに気持ちよくなれる「二度寝」を選びがち。
それに、やりたいことって、漠然としてると「この先大変そうだな…」って感じちゃうこともあるよね。二度寝は、その大変な現実から一時的に逃げるための「ご褒美」なんだ。布団の中にいれば、まだ何も始まってないし、失敗する心配もない。現状に不満があったり、将来が不安だったりする気持ちを、ごまかすための行動ってわけ。
4. 完璧主義が邪魔をする
「完璧にできないなら、やらないほうがマシ!」って思うタイプの人も、朝起きるのが苦手なことが多いんだ。たとえば、「朝5時に起きて勉強するぞ!」って決めたのに、5時半に目が覚めちゃったとする。すると、「もうダメだ…」ってガッカリして、結局その日は何もしない、なんてことになっちゃう。
ちょっとした失敗も許せない「完璧主義」のせいで、朝起きるっていう目標自体がハードル高くなっちゃって、やる気がなくなっちゃうんだ。
5. そもそも、体が疲れてる!
心理的なことだけじゃなくて、体も大事だよ。夜更かしして睡眠不足が続いたり、生活リズムがバラバラだったりすると、物理的に体が「もう寝かせてくれ…」ってなっちゃう。
「やりたいことがあるから夜更かしして準備しよう」って思って、かえって睡眠の質が悪くなって、朝起きられなくなる…っていう本末転倒なパターンも少なくない。やる気はあるのに、体がついてこない、って状態だね。
じゃあ、どうすればいいの?
朝起きられないからって、自分を責める必要は全然ないんだ。それは、いろんなことが重なって起きてるんだから。まずは自分を認めて、完璧主義はちょっと横に置いてみよう。

☆小さいことから始める: 「朝5時に起きる」じゃなくて、「目覚ましが鳴ったら、まず布団から足だけ出す」とか、ハードルをめちゃくちゃ下げる。
☆失敗してもOKにする: たとえ朝起きられなくても、「明日は違うやり方を試してみよう」って、ゆるく考える。
☆生活リズムを整える: 毎日同じ時間に寝て起きるようにして、体の調子を整える。
やりたいことがあるのに起きられないってことは、それだけその目標があなたにとって大切ってことの裏返しでもあるんだ。自分自身の心と体を大事にして、少しずつでも前に進んでいけば、きっと朝の時間を味方につけられるはずだよ。




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